脂肪を希望に変えるプロジェクト
ロート製薬の研究です。
幹細胞(Stem Cell)とは、自己複製能と、様々な細胞に分化する能力を持つ特殊な細胞です。高い増殖能を持ち、必要に応じて細胞や組織の再生を担うと考えられています。また、様々な組織の中に存在することが知られており、中でも脂肪の中にある幹細胞を脂肪由来幹細胞と呼びます。間葉系幹細胞とは、間葉系に属する細胞(骨や軟骨、脂肪など)への分化能を持つ細胞で、修復部位に遊走し、そこで組織修復等を行う事も知られています。今回、従来よりコラーゲンを生成する能力があると知られている脂肪由来間葉系幹細胞の、皮膚での働きについて、研究を行いました。
その結果
コラーゲンは産生されたのち線維化することが重要です。
脂肪由来間葉系幹細胞は線維芽細胞と同様にコラーゲン線維を形成することが明らかになりました。
考察
脂肪由来間葉系幹細胞は、以前よりコラーゲン産生能が知られていましたが、今回の研究により新たに線維芽細胞同様にコラーゲン線維を形成することが明らかになり、アンチエイジングへの効果が期待できます。
脂肪の中の間葉系幹細胞を培養する時にでる上澄み液が線維芽細胞と同等のコラーゲンを生み出します。
そしてコラーゲンが繊維化する効果が期待出来るようです。
僕は自分の片方の顔で実験していますが明らかに張りが出てきています。
改めてDDS【ドラッグデリバリーシステム】で真皮にある線維芽細胞まで届く間葉系幹細胞培養上清は凄いなと思いました。
僕の使っているのはこれです。
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